せんと♨︎ガール

美大出身の「せんとガール」が、昔ながらの銭湯をめぐる。(主に東京) 

豊島区・要町の住宅街にある、愛すべき銭湯!山の湯(中編)

 

豊島区の山の湯レポート、前編はこちらです。

 

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さてお待ちかね、そろそろ浴場の方も見てみましょう!

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まずは男湯から。入った瞬間に、可愛らしいタイルのピンク色と、壁のペンキ絵が目に飛び込んできます。

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そして愛嬌のあるひょうたん型の湯船。

その中心には、水瓶を持った小さな女神さまが〜。見ていると、ふっと微笑んでしまう。

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湯船は二槽に分かれていて、一槽は下からのジャグジー、もう一槽には腰に当たるタイプのジェットがついています。

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小さな浴槽なのに、十分な数のジェットです。気持ち良さそう〜。

 

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この、西伊豆から見た富士山のペンキ絵は、なんと今年の10月20日に描かれたばかりなのだとか。数少ないペンキ絵職人の一人、丸山さんの作品です。(ペンキ絵師・丸山清人さんのホームページはこちら

 

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ペンキ絵とはまた少し風合いの違うタイル絵は、のんびりした川と自然を描いています。どこの場所がモデルなのだろう〜。素敵な絵です。

これは、銭湯のタイル絵では有名な「鈴栄堂」の石田章仙さんの作品です。6月に取材させていただいた、銀座の金春湯さんの鯉のタイル絵も、同じく石田章仙さんが描いていたのです。

 

ここ山の湯の、女湯と男湯のタイル絵を全て合わせると、何百万もする非常に価値があるものだとか…。
そしてこれを別の場所へ保存するとなると、作品以上の値段がかかってしまうそうで…。今もこの先も、山の湯でしか見ることができないタイル絵なのです。

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細かいところまで、丁寧に描かれています〜。(鳥好きなので、白鳥が気になる)

 

そして、この山の湯さんのいいとこは、無料でサウナが入り放題ってところ!

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よもぎスチームだって…。よもぎの香りには、アロマ効果があるんですよね〜。美容に良さそう〜。

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そ、そしてなんとっ。サウナ室の中にまでタイル絵が!

蒸気がすごかったので一瞬でカメラが曇る、その前にパシャリ!

タイル絵がよく見えないという方は、実際に行って見て来てください…。

 

 

・・・後編につづくのです。

 

山の湯Data

《住所》  東京都豊島区要町1−47−12/東京メトロ 要町駅 出口1より徒歩5分
《TEL》   03-3957-2679
《営業時間》15:30~24:00
《定休日》 月曜 ※祝日は翌日休
《URL》  https://www.facebook.com/yamanoyu4126

 

山の湯の行き方地図 地図をクリックすると拡大表示されます。

 

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