九谷焼タイル絵が彩る、銀座の金春湯(中編)
金春湯レポの前編は、こちら。
ドアを開けると、すぐ目の前に、番台。ここで、お金を払います。450円。
男女の脱衣所をまたいだ、昔ながらのタイプです。これから出来る銭湯で、このスタイルを採用する銭湯はきっと、出てこないでしょう…。内輪をあおいだ小さなおばあちゃんがちょこん、と座っていて、脱衣所と風呂場全体を、優しく見守っているのでした。
清涼感のある脱衣所です。
スプリングの輪っかが、手首にやさしい感触のロッカーキー。
銭湯巡りが趣味だという、金春湯ご主人にアドバイスを受け、「風呂」に語呂を合わせた26番を撮影しております。
服を脱ぎ洗い場へ行くと、壁は全体的に白く、九谷焼タイルが映えていました。
入り口での人の出入りが多かったので、中も人でごった返しているのかなと思いきや、こじんまりした女風呂には、体を洗っている人が2人だけ。
男風呂との境の、壁の向こう側にちらっと、赤富士が見えました。
これが、男湯側からだと、女湯の絵がもっとよく見えるらしいのです。
こちらが、女湯の富士の絵です。赤富士も、こちらの三保の松原も、日本に二人しかいない銭湯絵師の中島盛夫さんが、今年の金春湯改装オープンに合わせて描いてくださったものなんです。
銭湯絵師・中島盛夫さんのホームページ↓
http://www.morionakajima.com/greetings.html
中島盛夫さんが、金春湯・女湯の壁に絵を描いている動画を発見!
すごい。素早い筆さばき、こんなに大きな画面にどんどん色を置いていきます!
最後に「金春湯」の帆掛け船を描き足している方は、日本の庶民文化研究家の、町田忍さんです。銭湯研究の第一人者で、せんとガールの記事にも時々コメントを残してくださってます!^^有り難いことです。
後編へ続きます。
金春湯(こんぱるゆ)Data
住所 | 東京都中央区銀座8-7-5 | ||
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TEL | 03-3571-5469 | 営業時間 | 14:00~22:00 |
定休日 | 日曜祭日 | ||
URL | http://www002.upp.so-net.ne.jp/konparu/facility.html | ||
Fecebook | https://www.facebook.com/konparu |
マップはこちら。