豊島区・要町の住宅街にある、愛すべき銭湯!山の湯(後編)
山の湯レポ、やっと後編までたどり着きました。
で、女湯はどうなっているのかというと・・・
ちんまりとした可愛いフクロウが出迎えてくれました。
ここ豊島区は、フクロウと関係が深いのですよね。街の中を探してみると、ふくろうのオブジェがたくさん見つかるそうです。
それにしてもこのフクロウ、真っ直ぐな、いい目をしている…。
女湯のタイル絵も実によく描かれておりますね〜。
近寄ってじっくり見ても、楽しい〜。
こっちは、西洋画風。
優しい色使いで、いい絵だなあ…。この森に行きたいです。
山の湯さんのお風呂場は、なぜか懐かしくなる。
なんでかな〜と考えてみると、全体の雰囲気が、昭和の女の子のおもちゃに近いような気がしました。
子どものころ、隣に住んでるお姉さんに譲ってもらった、おさがりのお人形のおうちにどこか似ているのです。皆さんはなにか思い出しますか?
銭湯自体は全体的にそんなに広くはないのですが、天井は高いんですよね〜。見上げると開放感が。
ひょうたん型のお風呂で、じっくり温まりました。
体を拭いて脱衣所へ出ると、入る時よりもさらにわいわいとおばあちゃんたちで賑わってます。ソファはどこも埋まり、皆さんのーんびりと世間話をしながらくつろいでいます。なかなか帰りたくないの、分かる。
風呂上がりにコーヒー牛乳飲んで、そのまま瓶ケースへ。
尋ね鳥ちゃん。セキセイインコですね〜。(連絡先やお名前などは消しました。)
私の実家でもオカメインコを飼っているので、ペットの鳥ちゃんを大切に思う気持ち分かりますよぅ。
鳥って、自分も人間だと思って、飼い主さんと同じ行動を取るんです。
みんなで食卓に集まると自分も何としてでも同じごはんを食べようとするし(サラダとか食べようとします)、私が畳の上でお昼寝してると体のどこかに止まって一緒にウトウトしてきたり。(大抵起きると服のどっかにフンがついてます)
かわいい妹みたいなもんです。
あと、オカメインコはすごく香ばしい、いい匂いがするんですよ。オカメインコアイスという、香りを忠実に再現したアイスがどこかで食べられるらしく、いつか食べてみたいんですよね・・・って、全く銭湯と関係ない話になってきました。
とにかく・・・、こういう手作りのチラシを見ると、地元に住む人たちの雰囲気が、なんとなく伝わってきますよね。寒くなってきたので、セキセイインコちゃんが心配ですね〜><この子を見つけた方は、山の湯まで行って、このチラシから連絡差し上げてくださいね〜。
この写真。この日の銭湯が開く30分前に撮ったものです。(3時ちょうど)
しーんと何も出てない煙突を見ていたら、ぽっと、最初の煙が出たんです。
それを見た瞬間、言葉にしがたいんですが、なんとも言えない幸せな感じがしたんですよね〜。
朝、起きてきて、焼きたてのパンの匂いを嗅いだ瞬間みたいな、そんな幸せな感じです。伝わりますかね〜。
今まさに煙突から煙を出して頑張ってる、この銭湯に、人々がやってくる。
それを思うと、なぜだか誇らしげな気持ちになるのです。
豊島区の山の湯さんは、小さいながらも銭湯の魅力たっぷりの、また来たくなるくつろぎどころでした。
ご協力、ありがとうございました。
(次回はこの付近をてくてく歩いているときに発見した、変わったクリーニング屋さんの話です。お楽しみに♪)
山の湯Data
《住所》 東京都豊島区要町1−47−12/東京メトロ 要町駅 出口1より徒歩5分 |
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《TEL》 03-3957-2679 |
《営業時間》15:30~24:00 |
《定休日》 月曜 ※祝日は翌日休 |
《URL》 https://www.facebook.com/yamanoyu4126 |
迷子になると評判?の山の湯への行き方地図をつくりました。
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