地域を支えるコミュニティ銭湯!豊島区の妙法湯(中編)
妙法湯レポート、前編はこちら。
さて、風呂場を見てみましょう!
奥には、棒で仕切っているけれど一続きの湯船。
それと手前に水風呂がひとつ。
奥の浴槽は、初めて見る、青とピンクの光がお湯の中を照らしている!
開店の直前に撮影したのですが、常連のおばさんが、ささっと椅子と洗面器を持ってきて、ちゃっかりお気に入りの場所をとってました。
女風呂は、花柄の洗面器なのですね。
この位置は、水風呂とサウナの行き来に便利な席とみた!
煌々と輝く湯船…、熱めなんです、これが。o(>ロ<)o
温度計を見ると、43度。
もちろんお水が出るカランはついてますよ!
普段、私が銭湯へ行ったときは、自分にとって熱すぎるお湯は避けて、ぬるめの湯船を見つけて楽しんでいます。
というのも、せっかくの熱めのお湯を水で埋めては、熱湯派のおばちゃまに「怒られる」イメージがあるからです。実際に怒られたことはないし、現場を目撃したこともないのですが・・・、話に聞いたり漫画で読んだりして勝手に作り上げた、イメージなのです。
しかしここ妙法湯、熱い湯船の他には水風呂だけ。
(湯船に入れずに、銭湯レポートとは言えない!だけど、常連のおばあちゃん達が数人いる中で、初心者のわたしがお湯を埋めるわけには・・・!)・・・と葛藤。
あらかじめシャワーのお湯で熱さに体を慣らしてから、湯船のふちをまたいで膝まで入るも、また引き返し、というのを二度繰り返しました。
うーん。私もまだまだ江戸っ子レベル(?)が低いです…。
そして、誰もこちらを見ていないのを確認、カラン全開、水をジャ、ジャーッと一気に足す!
よし、このまま浸かろう!
他のお客さんにチラッ、チラッと目をやりながら、…お、だいぶいい温度になってきた…と思ったのも束の間。
水を止めた瞬間、ぬるくなった湯が、ジャグジーの勢いに追いやられ、フワーッと消えてしまうのでした…。
ずっと水を出しっぱなしというのもなんだか気がひけるし…この場合、どうしたらいいのでしょう。
そういう場合の、苦肉の策。水風呂を活用するのです!
水風呂、とっつきにくいなあ…と思っている人って多いの
温まりに銭湯に来ているのに、なぜ冷たい水に浸からなけ
前までは私も、サウナから水風呂へ直行する人(ほとんど
※参考画像・水風呂へダイブする常連さん
(せんとガールのバイト先・富士見湯にて撮影)
わたしが水風呂の良さを知ったのは、学生の頃、銭湯でアルバイト
そこで働いていた整体の先生に勧められて
整体の先生は、初めて銭湯の楽しみ
よく、先生は風呂場で私を見かけると、嬉しそうに笑顔で近寄っ
胸をぎゅっと押さえながら浸かると、水風呂にも割と入り
肩まで浸かると、あら不思議。
最初に思っていたよりもさ
そして、水風呂と湯船を往復することで、体の芯からほかほかになります。
水によって外側から冷やした体を、逆にあっためようとするんでしょうかね?
体の内側から、熱がカーッと湧き上がるんです。
熱い湯に浸かっては冷たい水へ。これを繰り返すごとに、自分の体を強化しているような感覚になります。
ちなみに私はこれをやるようになってから、一度も風邪をひいてません!
ただ、心臓病の方や高血圧の方、また体の調子が悪いときなどは、体に相談しながらやってみてください。いきなりざぶんと水に浸かると体がびっくりしてしまうので、足の先から心臓に向かって、徐々に慣らしていくのが、おすすめです。
体を冷やしすぎないよう、30秒〜1分くらいで出ましょう。
湯船が熱いと感じたときは、足元から始まり、太もも、腕、それから体全体に水をかけてひんやりさせておくと、多少熱いお湯にも入ることができますよ!(太ももまでかけておくだけでも、だいぶ入りやすくなります。)
あらかじめ、水のベールで体を包んでおくようなイメージでしょうか。
この方法で、私も妙法湯のお湯に気持ち良く浸かることができたのでした。
後半につづく!
妙法湯 Data
《住所》 東京都 豊島区 西池袋 4-32-4/椎名町駅から徒歩3分 |
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《TEL》 03-3957-8433 |
《営業時間》15:30~24:45 日曜は14:30〜 |
《定休日》 月曜 |
妙法湯 Map
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