せんと♨︎ガール

美大出身の「せんとガール」が、昔ながらの銭湯をめぐる。(主に東京) 

九谷焼タイル絵が彩る、銀座の金春湯(前編)

先日読者の方から教えて頂いた、金春湯(こんぱるゆ)へ行ってきましたよ!
銀座駅から徒歩5分の、贅沢な場所にあります。店前の人通りは多め。

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のれんの下をくぐると、「わ」の文字が書かれた看板が、出迎えてくれました。まだまだ、銭湯めぐり初心者の私。なんだこれは?と、首をかしげました。

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調べてみると、これは板に「わ」と書くことで、わ板「沸いた」(営業中)と読ませる、言葉遊びなのですね。このだじゃれ看板は、今でもいくつもの銭湯で見られるのだそうな。

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ちなみに「ぬ板」は、(栓を)抜いた、で営業時間外を表します。

 

「わいた看板」の左手には、下駄箱スペース。右側には、木のドアがふたつ。ここからもう、男女別になるらしい。これは初めてです。まず入り口を入るとフロントがあって、その先に男女別のれんをくぐるタイプの銭湯にしか行ったことのない私にとっては、ここはちょっと不思議空間でした。

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人がひっきりなしに出入りしています。どんどん来る。「男湯」と書かれたドアからおじさんが出てきては、別のおじさんが入って行く。なかなかシャッターが押せません。

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簡素な木のドアが、中は一体どうなっているのだろうと、好奇心をそそりますね。

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窓から、天井扇風機が回っているのが見えます。わくわく。高まる期待感。

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中編へつづく。

 

 

金春湯(こんぱるゆ)Data

住所  東京都中央区銀座8-7-5
TEL  03-3571-5469 営業時間 14:00~22:00
定休日  日曜祭日
URL  http://www002.upp.so-net.ne.jp/konparu/facility.html
Fecebook  https://www.facebook.com/konparu

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