せんと♨︎ガール

美大出身の「せんとガール」が、昔ながらの銭湯をめぐる。(主に東京) 

江戸時代から続く下町の老舗。黒湯天然温泉。蛇骨湯!(前編)

 

本日は、浅草のど真ん中、ある路地の奥まったところにある、
蛇骨(じゃこつ)湯へ行ってきました。

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初めて名前を聞いた時の、インパクトがすごいですが…!
由来を調べてみると、昔、蛇の骨が掘り出されたためとか、いろいろ噂があるようです。

 

蛇骨湯には二回訪れたのですが、二度目行こうとしたとき、油断してたら迷ってしまったんですよね。
「あれえ〜?この辺だったんだけどな…」と、うろうろしていると、
大通り(都道462号。一部、この辺り800メートルは国際通りと呼ばれる)から見える
コインランドリー、そして蛇骨湯の地図も発見!

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ずいぶん、中に入ったところにあったんだなあ。周りをぐるぐると回ってしまっていたようです。地図を見て、なんとなく蛇がとぐろを巻いているところを連想しましたよ。

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コインランドリーは、清潔感があって良い感じ。

 

あった、あった。この、緑の看板を見逃しちゃいかんのです。

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狭めの路地を進んで行くと、右手にある、蛇骨湯入り口。
入って右側に靴のロッカーがありました。

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そのまま行きそうになりますが、灰色のスロープ部分は土足厳禁ですので、進む前に靴を脱いでくださいね〜(・∀<)ノ

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靴のロッカーの鍵には鈴がついていて、優しい音が鳴る。

 

靴のロッカーの向かい側に券売機があり、四カ国語に対応してあります。
外国人のお客さんが多いという、蛇骨湯の特長の一つでしょうかね〜。

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靴をしまうか、チケットを先に買うか、迷いますが…。

券売機が混雑しているときは靴をしまい、靴箱の前が混んでいる時は券売機へ……という感じで、皆さんその時々で、臨機応変に対応しているようです。

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蛇骨湯の中はどこも賑わっていて、なかなかお客さんが途切れないので、無人の状態の写真を撮るために10分くらい待ちましたよ〜。

 

私はこの日、お風呂道具を持って来れなかったので、券売機の前で「シャンプーシャンプー」とつぶやきながらボタンを探していたのですが…。
常連さんでしょうか。50代くらいのおばさんが、「中にシャンプーとボディソープあるわよ〜」と、教えてくれました。

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蛇骨湯は、初めての外人さんにマナーを優しく教えてあげる常連さんが多い、という粋なお話を聞いてましたが、慣れない場所で一瞬でも他のお客さんと会話が出来ると、なんだかほっとして嬉しいもんです。

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入浴料460円と、フェイスタオルサイズなら30円で借りられて、手ぶらで行っても500円以内でお風呂に入れちゃいますよ〜。

 

 

……中編につづく。

 

 

蛇骨湯Data

《住所》  東京都台東区浅草1-11-11/東京メトロ 田原町 3番出口より徒歩3分、都営浅草線 浅草 A1出口より5分
《TEL》   03-3841-8645
《営業時間》13:00〜24:00
《定休日》 火曜日(祭日は営業、翌平日休業)
《URL》  http://www.jakotsuyu.co.jp/index.html

 

蛇骨湯マップ

 

 

 
 
 
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